熊本・福岡・九州一円の断熱材アイシネンならお任せ下さい。高気密・高断熱の断熱材アイシネンならクリーンペア九州にお任せ下さい。

断熱材アイシネンサポート熊本・福岡・九州 > 一緒に学ぼう!断熱の基礎知識★ > シロアリを呼ぶ?! 怖~い内部結露・・・【その2】

シロアリを呼ぶ?! 怖~い内部結露・・・【その2】

前回は内部結露のメカニズムについて勉強しました。今回は、内部結露を防ぐ方法を勉強します。

下の図を参照しながら進めていきましょう。

内部結露

(※図がきれてます。すみません・・・!右の方は、図をクリックして確認してください。)

 

まず図1。内部結露とは、室内の水蒸気が断熱材の中を透過して、冷えた外壁裏にぶつかって結露することです。

結露を防ぐ方法は2つあります。

ひとつは図2のように、『水蒸気を止める』方法。室内の水蒸気が壁の中に入るのを完全にストップすればいいのです。

でも、完全に水蒸気を止めることなどできません(図2’)。コンセントボックスや管類など、開口部分の気密施工が難しい為です。

もうひとつは、逆に図3のように『水蒸気を通過させてしまう』方法。そうすれば、結露する前に外に出すことができます。

でも壁の中は断熱材だけでなく、断熱材の外側で抵抗を受けるので、スムーズには透過できません。

そこで、図4です。 『できるだけ室内側で水蒸気が壁に入るのを防ぎ、少し入ってしまった水蒸気は結露する前に外に透過させてしまう』という方法です。

 

このとき、外壁があっても水蒸気を透過させる為には2つの方法があります。

『透湿壁工法』・・・外壁自体に透湿性のあるものを用いる方法。

『通気工法』・・・・外壁と断熱材の間を離して通気層をつくる方法。    です。

 

次回は、上記のふたつの工法について勉強します。

 

 

 

◆参考文献:『スラスラわかる 断熱・気密のすべて』/南雄三(日本実業出版社)


pagetop